給食カレンダー

まごわやさしい「セレクト」給食

日時

2022年02月17日(木)

公開対象

小松市立安宅小学校

詳細

 

今日はセレクト給食です。

事前に主菜とデザートを選びました。

(あじの竜田揚げ&豆乳プリン)

わかめごはん

牛乳

 ●タラフライ

 ●あじの竜田揚げ

じゃがいもきんぴら

治部煮(じぶに)汁

 ○豆乳プリン

 ○野菜ゼリー

(タラフライ&野菜ゼリー)

 

 

そして今日は「まごわやさしい」食材を使った日本型食生活の献立です。

「まごわやさしい」は、和食の合言葉です。

 

「ま」豆 「ご」ごま 「わ」わかめなどの海藻 

「や」野菜 「さ」魚 「し」しいたけなどのきのこ類 「い」いも類

 

「まごわやさしい」は、日本の伝統食材の頭文字を合わせてできた言葉です。

これらの食材を使った食事は、日本人の健康的な生活を支えてきました。

また、ごはんを主食として主菜・副菜などを組み合わせ、様々な食材を使った食事の仕方は

栄養バランスが整いやすく、「日本型食生活」と呼ばれています。

 

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pdf/nihon_gata_posuta.pdf『(ポスター)日本型食生活のススメ 農林水産省』

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pdf/nihon_gata_leaf_rei2.pdf『(ちらし)栄養バランスが崩れているかも! 農林水産省』

 

さらに今日は、

石川県の郷土料理「治部煮(じぶに)」を治部煮風すまし汁にした「治部煮汁」で味わいます。

江戸時代の武家料理だった治部煮が庶民にも広がり、今まで受け継がれてきました。

 

治部煮は、かも肉に小麦粉をまぶして、だし汁で煮て作ります。

小麦粉をまぶして煮ることで、お肉のうまみを閉じ込めて、だし汁にとろみをつけることができます。

加賀特産の「すだれ麩」や季節の食材を煮て

「治部煮椀」という治部煮を盛り付ける専用のお椀に、

肉、野菜などの具材を盛り付けた後に、煮汁をかけてわさびを添えます。

 

以下のリンクには、治部煮の作り方が動画で紹介されています。

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/jibuni_ishikawa.html『うちの郷土料理 農林水産省』

 

給食の治部煮汁には、治部煮に欠かせない

すだれ麩、しいたけ、青菜(ほうれん草)の他に

季節の野菜として、大根、にんじん、そして鶏肉が入っています。

カットしたすだれ麩。

生地に米粉が入っているので、ふわふわというより

少しもっちり。高野豆腐に近い感じでしょうか。

だしをよく吸い込みます。

 

お麩の生地をすだれにくるんでゆでるため、

表面にすだれの模様が付くことから「すだれ麩」。

鶏肉を使った治部煮汁。

小麦粉の代わりに、片栗粉を鶏肉にまぶして

出汁に入れて作ります。

肉汁が閉じ込められて、柔らかい食感になりました。

 

わさびは入れずに、水で溶いた片栗粉を入れて

だしにとろみをつけて仕上げました。

 

すだれ麩を見た1年生は、ギザギザした形をしていたので

「のこぎりみたい!」と食べる前からワクワクしていました。

 

そして、片栗粉をまぶしてから煮た鶏肉を食べて、嬉しそうに

「プリプリ!」と、給食を目でも味でも楽しんで食べていました!

 

 

 

作成日時

-0001-11-30 09:18:59

更新日時

2022-02-17 15:12:29