規格外トマトを使ったトマトカレー
日時
2021年10月18日(月)
公開対象
小松市立安宅小学校
詳細
麦ごはん 牛乳 トマトカレー 海そうサラダ |
10月は食品ロス月間です。
小松市の名産品、小松とまとを使った「トマトカレー」は、食品ロスがきっかけで生まれたカレーです。
トマトを育てる農家の方々は、いろいろな工夫や努力をして、一生懸命トマトを作っています。
でも、ちょっと傷があったり、形が悪かったものは、
どんなに味がおいしくても商品として売ることができません。
心をこめて作ったトマトをたくさん捨てなくてはならない毎日をどうにかしようと、
小松市農業協同組合(JA小松)と農家の方々が
「トマトカレープロジェクト」を立ち上げ、
規格外のトマトを使った、レトルトのトマトカレーを完成させました。
「小松市ふるさと道徳教材 『トマトカレーに思いをのせて』より一部抜粋」
2021年5月にオープンした「JA小松市野菜総合集出荷場」には、
トマト農家さんが収穫したトマトがたくさん運ばれてきます。
傷の有無、大きさ、形、色などで選別され、「秀・優・良」など、36種類もの規格に分けて
さまざまな市場へ出荷する場所です。
その選別で「出荷不可」となった規格外のトマトは、
トマトカレーなどの加工食品などに形を変えたり、外食産業で利用されているそうです。
小松市のトマトカレーが
「トマトを捨てることなく(食品ロスを少なくして)、おいしく食べてもらうために生まれた」
ということを、3年生の道徳の授業で知り、給食でも、何か食品ロス削減のために何かできることはないか…と考え
今日の給食のトマトカレーは、規格外のトマトを八百屋さんからもらって作ることにしました。
(安宅小トマトカレープロジェクト…!!)
今朝、給食室に届いた規格外のトマト。 傷があったり、形がそろっていなかったり。
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いつも給食で使う時に届く、トマト。 傷はなく、大きさもそろっています。 |
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給食のトマトカレーを作るときは、 皮を湯むきしてからざく切りにします。
見た目が悪くても 味はいつもと同じ、おいしいトマトです。
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調理員さんたちも、協力してくれたおかげで、
規格外のトマトを使った給食をつくることができました。
せっかくの生トマトを、子どもたちにわかるように届けたい!とのことで
よく煮込んだカレーに、仕上げる直前で、生トマトを入れて、果肉が残るように作ってくれました。
トマトがしっかりいきたカレーです。 調理員さんのねらい通り、 トマトの形がしっかり残っています! |
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1年生の教室をのぞくと、 教室の一番うしろまで、トマトカレーのおかわり行列が できていました!! |
給食時間中には、今日のトマトカレーについてのテレビ放送を見ながら
トマトカレーを味わいました。
放送の最後に、トマトの掲示のお知らせをすると、
お昼休み以降、たくさんの子どもたちが今日の給食に使ったトマトを見に来てくれました。
「トマトカレーおいしかった!」と
トマトカレーの感想も伝えてくれました。
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「家で食べるトマトと同じや」と、 トマトなど、野菜を家で作っている子どもたちは 親しみのある形のトマトだったようです。 |
「このトマト、顔になっとる!!」
「ほんとや、目と、ヘタが鼻で、わらっとる!!」
どんな形をしていても、トマトに愛着をもつ子どもたちの姿がありました。
作成者
作成日時
-0001-11-30 09:18:59
更新者
更新日時
2021-10-18 18:20:58