給食カレンダー

いい日本食 和食の日

日時

2022年11月24日(木)

公開対象

小松市立安宅小学校

詳細

ごはん

牛乳

豚肉のくわ焼き

ゆかり和え

治部煮汁

 

今日から給食のにんじんが

小松市産にんじん「アロマレッド」になりました!

 

今年はにんじんの種をまいた8月に小松市は豪雨に襲われ、

収穫量が例年よりもぐっと少なくなってしまったそうです。

そんな中でも、あきらめずにアロマレッドにんじんを作ってくださった

農家の方々に感謝です。

 

11月24日は、いい日本食、和食の日です。

日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化を守り伝えていくことの大切さについて考える日です。

日本で昔から食べられている和食は、

平成25年12月4日、「和食」を料理そのものではなく、日本人の自然を尊ぶ心に基づいた「食」の「習わし」として

「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

 

今日の給食では、昆布とかつお節で引いたたっぷりの合わせ出しでつくった

治部煮汁でだしの「うまみ」を味わいます。

時間をかけて昆布のうまみを

引き出して加熱温度に

気を付けながらかつお節と

一緒にだしをひいていきます

火を止めたらかつお節が

下に沈むまで待ちます。

美しい澄んだだしです!

 かつお節を取り出します。

取り出したかつお節を

食べてみると、

味が抜けきっています。

かつお節のうまみを

全部出し切れました!

調理員さんがだしの味見をして

「おいしい~~!」

「じょうひ~~ん!」

治部煮に欠かせない

「すだれ麩」は

短冊にカットします。

だしの香りで給食室が

いっぱいです。

仕上げにほうれん草を入れると

一気に彩りもよくなりました。

調理員さんがひいた

最高のだしで作った

治部煮汁の完成!

だしと食材が合わさり、さらにうまみは増していきます。

だしと鶏肉、だいこん、にんじん、干ししいたけだけが入った味付け前のだしを味見しただけでも

「味付けしてないのに、すごくおいしい!」

「うまみがすごい」

「子どもたち、だし分かってくれるかなぁ~」と、

調理員さんもだしのおいしさを伝えたい気持ちでいっぱいです。

 

 

給食準備が始まると、各教室から廊下にだしの香りが漂ってきました。

給食時間中には、和食やだしについての放送を見ながら和食を味わいました。

参考:農林水産省

参考:一般社団法人 和食文化国民会議

 

「おつゆ、めっちゃおいしい!!」

「だし分かった!!」

「なんでこんなにおいしいん?!」

 

 

放送最後の「和食文化リーダーチェック」では食器の置き方やお箸の持ち方などを確認していました。

和食文化継承への大切な一歩です。

私たちの食文化を守り、育て、そして未来につなげていくには、

まずは知ること、興味を持つこと。

小さなことですが、それが大事な一歩です。

作成日時

-0001-11-30 09:18:59

更新日時

2022-11-24 14:55:56