山口県の給食
日時
2021年12月17日(金)
公開対象
小松市立安宅小学校
詳細
ごはん 牛乳 チキンチキンごぼう けんちょう汁 ゆずきちゼリー |
毎月19日は食育の日です。
食育の日に合わせて、日本全国味めぐりと題して
全国各地の郷土料理や特産物を給食で紹介しています。
今日は、山口県の給食です。
チキンチキンごぼうは山口県の学校給食から生まれた人気メニューです。
鶏のから揚げと香り豊かなごぼうに、甘辛のタレをからめたおかずです。
ごはんのおかずにピッタリ!
初めて作るおかずなので、HP担当も調理員さんもドキドキ…!!
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斜めの小口切りにしたごぼうに でんぷんをうすくまぶして油で揚げました。 油の温度が低いとベタついてふにゃふにゃになってしまうので、 油の温度が下がりすぎないように少量ずつ、揚げてくれました。
ごぼうと鶏肉と、揚げるのに時間がかかりましたが 調理員さんがおいしさを追求してくれたおかげで 鶏肉もカラッと揚がりました! |
しょうゆ、さとう、みりんを火にかけてタレだけで味見をすると…
「みたらし団子のタレみたい!」
「甘めの味付けなんやね。子どもたち好きそうやね」
と、作る調理員さんたちも仕上がりのイメージができてきました。
できあがったチキンチキンごぼう。
子どもたちにも、先生方にも大人気でした。
「チキンチキンごぼう」という献立名に興味をそそられ、何日も前から楽しみにしてくれていたメニューです。
「これ、めっちゃうまい!!」
「もっかい出して!」
おいしいよ~~と伝えてくれる子どもたちの目は、キラキラしています!
放課後の職員室でも、先生方からチキンチキンごぼうの話題が上がるほど印象に残ったようです。
子どもたちの中で浮かんだ疑問、それはメニュー名で
「なんで、チキンごぼうじゃなくて、チキンチキンごぼうって、チキン2つ、ついとるん」でした。
「けんちょう」は山口県の郷土料理で、本来は煮物として食べられているそうですが、
けんちん汁のような、すまし汁にアレンジして食べられることもあるそうです。
給食ではごま油で、だいこん・にんじん・干ししいたけ・木綿豆腐を炒めてから
出汁を入れて作ってくれました。
シンプルな材料ですが、ごま油で炒めた風味とだしの味わいが合わさって
ほっとする味になりました。
ゆずきちは、カボスやスダチの仲間で、山口県オリジナルのかんきつです。
ゆずきちを味わいやすいように、山口県の学校給食会からゼリーを届けてもらいました。
「ゆず…?すっぱいん…??」と食べる前は心配していましたが
「おいしい!」
「ぜんぜんすっぱくなかった!」と、低学年の子もペロッと食べられるくらい
さわやかな酸味でした。
今日の給食だけでは紹介しきれないくらい、山口県には
伝統ある食文化、郷土料理や特産物がたくさんあります。
日本全国味めぐり給食をきっかけに、日本の食文化や地域の特色に興味をもってくれると嬉しいです。
作成者
作成日時
2021-12-17 18:55:48