全国学校給食週間「石川県の郷土料理」
日時
2022年01月24日(月)
公開対象
小松市立安宅小学校
詳細
石川県の郷土料理
蛍米ごはん ひじきのり佃煮 牛乳 ぶり大根 加賀丸いものめった汁 |
1月24日から30日は、全国学校給食週間です。
給食に関わる人や、食べ物の命に感謝し、給食への理解を深める1週間です。
今週の給食では、石川県や小松市の地場産物を使った給食メニューや郷土料理が登場します。
~ 本日使用した地場産物 ~
・蛍米 ・大根 ・にんじん ・加賀丸いも ・大麦みそ
今日は石川県に昔から伝わる郷土料理の「ぶり大根」と「めった汁」、「佃煮」を食べて学びます。
給食週間ということで
小松市の老舗料理店 「日本料理 梶助」の梶 太郎 さんに
給食のぶり大根やめった汁の調理方法について、ご助言をいただきました。
ぶり大根は、石川県の冬の郷土料理です。
冬の日本海では「ぶりおこし」と呼ばれる雷が鳴る時期に、ブリの定置網漁が始まり
脂ののった「寒ブリ」が水揚げされます。
寒ブリの切り身やカマなどを、旬の大根と一緒に、味が染みるまで煮込んで作る料理です。
給食のぶり大根は、角切りのぶりを油で揚げて、
だしで煮込んだ大根とからめました。
使った大根は、小松市産の葉付き大根なので、大根菜もぶりとからめるあんに入れました。
梶さんから教えていただいた、八方出汁で大根を煮て作ります。
出汁を吸って、だいこんの色もどんどん変化していきます。
調理員さんと
「料亭の味だわ~~!」「だしがきいてる~~!」と味見タイム。
子どもたちには大人味すぎるかな?
甘みを足した方がいいかな??と、相談しながら作り上げました。
めった汁は、やたらめったら具がたくさん入ったみそ汁という意味で名付けられた郷土料理です。
各家庭によって入れる具は違いますが、さつまいもを入れて作ることが多いです。
今日のめった汁にはさつまいもの代わりに能美市の特産物「加賀丸いも」が入っています。
味付けには、梶さんにアドバイスをいただいて、
みそのほかに、赤だしみそと小松市産の大麦みそを使っています。
佃煮は、江戸時代から東京の佃島で作られ始めた保存食です。
参勤交代の大名行列により加賀藩に伝えられ、金沢市では「ごり」や「くるみ」などを使った
佃煮が食べられるようになりました。
子どもたちは、給食時間中にテレビで給食週間の特別放送を見て石川県の郷土料理について食べて学びました。
食文化を未来に伝えていくために…
子どもたちが次の世代へと食文化を伝えていけるように…
給食で食べて味わうことからも、食文化を学んでいってほしいです。
作成者
作成日時
-0001-11-30 09:18:59
更新者
更新日時
2022-01-24 15:34:12