校長室より
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
休みの後に久しぶりに学校に来るときは、なかなか気が重いものですね。私もそうでしたが、今日、学校に来て皆さんの笑顔を見て元気が出ました。
さて、皆さんは、どんな年末年始を過ごしましたか。私は、駅伝が大好きで、2日3日は箱根駅伝をテレビで見ていました。
駅伝は、長い距離をタスキをつなぎながら走り、ゴールを目指すという競技です。南部中学校も例年石川県中学校駅伝大会に参加しており、今年度も男女とも好成績を残しました。中学生の駅伝は、1人当たり約3kmを走り5人~6人で襷をつなぎます。箱根駅伝は、山あり谷ありの往復217kmのコースを、2日間かけて10人で襷をつなぎます。1人当たりの距離は20km以上であり、かなり過酷なレースです。
その過酷な箱根駅伝を、青山学院大学が3連覇しました。青学は、最近12年間で9回も優勝しています。毎年メンバーが変わる学生の駅伝で、しかも過酷な箱根駅伝でのこの成績は、驚異的と言っても過言ではありません。
なぜ青学がこんなに強いのか。さまざまな理由はあるかと思いますが、私は、原晋監督が大切にしている「主体性」とか「自律」という点に注目しています。選手は、全体練習で1日20km~30km走るそうですが、ただ練習メニューをこなすだけでなく、その練習の意味を理解し、必要性を感じて練習しているそうです。さらに、寮生活での時間管理や規律管理など、学生自らが考え自律した規則正しい生活を送っているそうです。そうした自分で考え行動することの積み重ねを高いレベルで実践していることが、個人個人の成長につながるとともに結果としてチーム力の好成績につながっているのだと思います。
本校でも、一人一人の主体性を大切にして授業や行事を行っています。自分で何が正しいのか、何が必要なのかを考えながら行動することを続けていれば、きっと心の成長につながると思います。3学期は、次のステップに向けた大切な時期です。目標をしっかりと定め、それに向けて自分で取り組む内容や時間を考え、主体性をもって実行に移してほしいと思います。
青学は箱根駅伝に向けて毎年キャッチコピーを発表しています。わくわく大作戦とか負けてたまるか大作戦などです。今年は、輝け大作戦でした。皆さんも、達成したい目標に対し、何かしらのキャッチコピーを考えてみてはいかがでしょうか。「〇〇高校絶対合格大作戦」とか「今日はゲームしない大作戦」とか。
2026年、今年も一緒に頑張っていきましょう。
メリークリスマス そしてよいお年を
2学期終業式
2025年が終わります。
4月から、「主体性を大切にしよう」「他者を理解し尊重しよう、」「社会貢献しようという 」という3つをテーマに掲げて、授業や行事を行ってきました。特に2学期はたくさんの行事がありましたが、その中で、先ほどの3つが実現できていたように思います。
生徒会、そして団長やリーダーが主体となって作り上げた運動会は、かつてないほどの一体感を感じました。また、文化祭の合唱では、意見のぶつかり合いを乗り越え、お互いを尊重し合い、すばらしい歌声を響かせてくれました。
それら一つ一つが、南部中学校を盛り上げたとともに、みんなの経験となって心にしみこんでいったのではないでしょうか。
そんなみんなですから、これからやってくる人生の壁も、主体性をもって、そして仲間と協力して乗り越えていけるでしょう。特に3年生は、高校受験という人生最初の大きな壁がすぐそこまで迫っています。これまで培った自分の力を信じ、乗り越えていってください。
以前の英語科の授業で、元気が出る歌を英語で紹介しようというのがありました。掲示物を見たとき、みんなの応援歌を知ることができました。音楽には、心を癒したり勇気づけたりする力がありますね。
自分にとって力をもらえる曲は、Mrs. GREEN APPLEの「Soranji」です。メロディーも好きですが、特に歌詞が気に入っています。その中の、あるフレーズが心に刺さっています。
(まだ伝えていないよ 今日の分の ~~~ 我らは尊い)
【どんな1日もどんな自分も、有り得ないほどに尊い 大切な人に愛していることを伝えよう 未来は希望に満ち溢れている】
わたしにはそんな風に聞こえます。
冬休み、しばらくみんなには会えませんが、大好きな南部中学校のみんなが、心穏やかに年末年始をむかえることを願っています。
メリークリスマス そしてよいお年を
うれしい出来事
1年生家庭科の授業で、みたらし団子をつくりました。今回も、作り立てのみたらし団子を校長室に届けてくれました。
「おいしく食べてください! のど詰まらせないでください!!」と優しい言葉が添えてありました。
ありがとう うれしい( ;∀;)
金木犀香る季節
今日の朝の空気は大変さわやかでした。昨日の雨のせいでしょうか・・。
生徒玄関前で朝の挨拶をしていると、どこからともなく金木犀の香りがただよってきました。秋が進んでいることを感じました。
学校周辺を歩いたのですが、残念ながら金木犀の木を見つけることはできませんでした。あの香りはどこからきたのかな・・。
ご入学 おめでとうございます
式辞
やわらかい春の日差しが、桜色の街を温かく包む季節となりました。
154名の新入生の皆さん、保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。今日から、ここ南部中学校の一員になりました。全校生徒は476名となり、ともに新たな南部中学校の歴史と伝統を築いていくことになります。
本校校歌の歌詞には、「十字星」という言葉が出てきます。空には88個の星座がありますが、その中の一つに南十字星があります。歌詞に出てくる十字星は、この星座を意味しています。南十字星は、88個の中で一番小さな星座です。小さな星座ですが、北の北極星と並び、古くから船乗り達が大海原で迷うことのないよう、正しい方向に導いてくれる大切な星座です。
多くの人にとって大変重要な星座であり、南半球では国旗のデザインにしている国も少なくありません。本校でも校章に使われています。校歌の歌詞に出てくる「十字星」には、小松市の南にあるこの地で、夢や希望をもち、明るく正しく生きていこう、という強い思いが込められています。新入生の皆さんも、ここ南部中学校で目指すべき十字星を見つけ、輝く人になってほしいと思います。
いよいよ今日から、中学校生活が始まり、大人への階段を上っていくことになります。そんな皆さんに、大切にしてほしいことが3つあります。
一つ目は、主体的に考え行動できる人になってほしい、とうことです。現代は、日々の変化が激しく,未来の予測が困難な時代だと言われています。過去の常識が通用しなかったり,多くの情報があふれ、どれが正しいのかわからなかったりすることもあります。そんな不確実な時代を、自分らしく幸せに生きるためには、常識にとらわれず、必要な情報を見極め,何が正しいのかを自分で考える力が必要になります。授業や日々の学校生活の中で生まれた問いに対し、まずは自分でしっかり考える習慣を身につけてください。
二つ目は、他者を理解し尊重できる人になってほしい、ということです。多くの人がネットにつながり、遠く離れた人との人間関係も作られる時代です。こんな時代だからこそ、身近なリアルな友達のことをよく理解したり、自分とは違う考え方の人を尊重したりすることが重要です。本校では、6つの小学校から生徒が集まり、たくさんの友達とつながりができます。相手のことを自分と同じように大切に思い、尊重し、よりよい友人関係をつくってほしいと思います。
三つめは、社会に貢献できる人になってほしい、ということです。皆さんの学校での学びは、自分自身のためでもあるし、未来社会のためでもあります。予測不能で何がおこるわからない未来は,逆に言えば可能性に満ち溢れた世界であるとも言えます。来るべき未来は、みなさんの力を求めています。しっかり学び、世の中に貢献できる力を、社会を変えていく力を養ってほしいと思います。
主体的に考える人、他者を尊重できる人、社会に貢献できる人、以上三つのことをお願いしましたが、これからの三年間には、大きな壁や高いハードルがあるかも知れません。困難に直面し、目指すべき十字星を見失い、進む道に迷うこともあるかと思います。そういうときに助けとなるのが、仲間の存在です。時には友達が、時には上級生がみんなの支えとなってくれるでしょう。また、私たち職員も、皆さん一人一人の成長を願い、その頑張りを心から応援します。不安なときは、仲間や先生方に遠慮なく相談してください。多くの人たちが、みんなの成長を見守っています。
保護者の皆様、お子様が思春期を迎える中学生時代は、保護者にとっても期待と不安が交錯する難しい時期ではないでしょうか。私たち職員一同、皆様とともに、誠意をもってお子様の成長を支えていきたいと思います。何卒、よろしくお願いいたします。
結びとなりますが、本日ご列席いただいたご来賓の皆様方による、本校教育活動への多大なるご協力に対して、厚くお礼申し上げます。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、本日入学しました154名の成長を、温かく見守ってくださいますようお願いをし、式辞といたします。
令和七年四月七日 小松市立南部中学校 校長 亀田 憲一郎
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