2021年10月の記事一覧
ドリルと、付箋と、可愛いお客さん
校長室に、算数ドリルを持った可愛いお客さんがきました。
担任の先生が丸をつけて、間違ったところに付箋を貼ってあります。付箋のついたページを一緒に直しました。
一緒に考えると、すぐに「あ、そうか!」と自分の間違いに気づき、自分で解くことができるようになりました。
どんどん少なくなっていく付箋を見て、可愛いお客さんは、にこっと笑い、ますますがんばって直すことができました。
教室にはいろいろな子ども達がいて、つまづきはそれぞれに違います。担任の先生は、授業中だけでなく、休み時間や給食時間などの隙間時間、そして放課後も使いながら、一人一人の学習を支援しています。
たくさん手が必要な時は、担任でない教職員も、時々こうやってお手伝いさせてもらっています。子ども達の「わかった!できた!」のために、学校はチームで取り組んでいます。
お直しができたので、はずした付箋「がんばったね」
響くリコーダーの音
3年生の授業風景です。
コロナの第5波が猛威を奮っていた時は、活動で飛沫がとびやすいため、リコーダーやピアニカの練習を控えていました。現在は、気をつけながらも、リコーダーの練習ができています。
3年生は、はじめてリコーダーを学習する学年です。まだ使うのは左手だけですが、1曲を吹くことができるまでに上達しました。
校舎に響くリコーダーの音を聞きながら、いつもの日常(マスク・手洗い・距離は必要ですが)が戻ってきたことを、とてもうれしく思いました。
4年生 プログラミング学習 in サイエンスヒルズ
4年生が、プログラミング体験学習でサイエンスヒルズに行きました。
プログラミングについて学んだあと、自分たちで組んだプログラムでレゴの車を走らせます。
板の配置に合わせて、走る距離や曲がる角度など、試行錯誤を繰り返し、だんだんと思い描く動かし方に近づけていきます。
うまくゴールまで進めたときは、思わず歓声が上がるほど熱中しました。
暮らしの中にも、プログラミングの要素がたくさんあることに気がつくこともできました。
スポーツ大会 その4(最後です)
7 5.6年生リレー
運動会の花形競技、5,6年生の全員リレーです。勝っても負けても、最後まであきらめず走りきる姿が素敵でした。
8 全校 「ボール運び」リレー
4人で協力してボールを運びます。高学年は、やっぱりすごいスピードでした。これが最後の競技です。優勝のゆくえがかかっているので、どのチームも必死で運びました。どのチームも本当にいい笑顔。
9 閉会式
「結果を発表します。赤360点。白360点 今年のスポーツ大会は引き分けです!」得点係の子がマイクで発表すると、「やったー!!」という大きな歓声と同時に「え??」「どういうこと?」と会場がどよめきました。なんと、同点でダブル優勝となりました。
優勝旗に下がった歴代のペナントを見ても、引き分けの記録はありませんでした。長い教師生活でも私は初めてです。
みんなのがんばりに、プレゼントをもらったような気持ちになりました。
どの子も輝き、自分の競技や役割をに精一杯取り組んでいる姿に、途中、何度も目頭が熱くなりました。
今年度は、保護者の皆様には、動画や写真でしかお伝えすることはできませんでしたが、来年度はコロナが収束し、子ども達の姿を間近でぜひ見ていただきたいと心から思いました。
無観客開催にご理解・ご協力いただき、本当に感謝します。ありがとうございました。
スポーツ大会 その3
5 1,2年生「チェッコリ玉入れ」
可愛いダンスと玉入れを組み合わせた競技です。余りの可愛さ楽しさに、応援席で踊る人達が続出。運動場がにぎやかでハッピーな空気になりました。
ダンス→玉入れ→ダンス→玉入れ、、、忙しい!!
6 3,4年ディスタンスつなひき
ポプラチームに分かれて綱引きをしました。結果は、一勝一敗で引き分けになりました。ぐぐっ、ぐぐっと勝負がついていく様は、とても迫力がありました。
その4に続きます。
スポーツ大会 その2
3 3年リレー・4年リレー 「最後まで走りぬけ!」
次は3年生・4年生のリレーです。
バトンパスをしながら、トラックを半周ずつします。抜きつ
抜かれつの接戦で、応援席から大きな声援が上がっていました。
4 5,6年生 障害物リレー 「4枚の壁を乗り越えて」
障害物競走でリレーをします。
最初はぐるぐるバット。その後に網くぐり。
その後は平均台。バランスが難しい!
最後は、玉入れ。そしてバトンタッチ。応援席では下級生が熱い
応援です。
がんばれー!
その3に続きます。
スポーツ大会その1
トンボが飛ぶ秋空の下、みんなが待ちに待ったスポーツ大会が行われました。風は少し冷たかったけど、太陽が燦燦と降り注ぐ中、力いっぱい競技をする姿が見られました。
1 開会式・準備体操
計画委員の司会で開会式が進められました。宣誓も児童代表の言葉も力強くとても立派でした。
準備体操も体育委員がきびきびと行い、スポーツ大会にふさわしい幕開けとなりました。
赤白団長の宣誓
体育委員の準備体操
2 1,2年生のリレー「みんなできょうりょくバトンリレー」
1,2年生は折り返しリレーです。距離は短いですが、コーンを折り返すところは、スピードの調整がなかなか難しそうです。どの子も、全力ダッシュ。転んでしまっても最後まで走りきりました。
次は3,4年生のリレーです。
その2に続きます。
ざくろ、おいしーい
学校には、花が咲いたり実がなったりする木がたくさん植えられています。
少し前は大きな栗が、今は、ザクロの実が割れて赤い種がピカピカ光らせています。
1年生が、ほんの数粒ずつですが、ザクロの種子を食べてみました。(種の周りの赤いところです)
いろんな食べ方があるんですね^^
*一粒ずつ、チョッピリずつかじる派
*一口に一気に入れる派
*もったいなくて、なかなか食べられない派
見ていて飽きませんでした。
「先生、もう一個だけ」「おねがい!」手を合わせたりなんかして可愛いらしいこと。
私の小さな頃は、ご近所の庭にもザクロがたくさんあって、よく食べたように記憶しています。これだけ種が多いと、今では敬遠されがちなのでしょうか。
子ども達には「新しい」、私達大人(昔の子ども)には「懐かしい」秋の味です。
スポーツ大会 係打ち合わせ
明日は、スポーツ大会・・・しかし、大荒れの天気予報となっています。
今日は、6時間目に運動会の「係打ち合わせ」がありました。
高学年は、運動会を自分たちで支えます。
成功に向けて、一人一人が自分の役割を果たしてくれることを期待しています。
開会式・閉会式の司会を務める「計画委員」
用具係。さあー運べ―!!
審判係。順位籏を持って走ります。
スポーツ大会 全校練習・5,6年練習
スポーツ大会も、今週となりました。ちょっとお天気が心配ですが・・。
今日は、全校種目の練習がありました。
ポプラチームでの対抗戦です。4人で協力してボールを運ぶリレーです。なかなか安定感のある入れ物なのですが、勢いがありすぎて傾いてしまうと、ボールが落ちてしまうことも。落ちたら、落ちた場所からやり直しです。4人のチームワークが試されます。
次の時間は、5,6年生の練習がありました。今日はリレーの練習でした。
高学年ともなると、とても迫力があります。バトンの受け渡しも上手でした。本番は、どんな結果になるでしょうか。楽しみです。
スポーツ大会 1,2年生も練習がんばってます
スポーツ大会もいよいよ来週となりました。
今日は、1,2年生の合同練習がありました。1,2年生の種目は、リレーと玉入れです。
リレーは、みんな熱く燃えています! 1,2年生は、まだトラックを走らず折り返しリレーです。前を走る人がずっとむこうにいるときから、リングバトンをなるべく早く受け取ろうと、精一杯手を伸ばしています。その様子が可愛らしく、微笑ましかったです。
練習の合間には、給水タイムです。10月ですが、暑い!!
次は、「チェッコリ玉入れ」の練習です。かごの周りで「チェッコリ」というダンスを踊り、間奏になったら、ダッシュ!みんなで玉入れをします。間奏がおわったら、あわてて元の場所に戻って「チェッ、チェッコリー、チェッコリー♪」と踊ることを繰り返します。
とても簡単なダンスなので覚えやすく、高学年も真似して踊っているぐらいです。とっても可愛く、ちょっと楽しい玉入れです。
続けることの意味「あらやっ子会議」
10月14日 「あらやっ子会議」が行われました。
あらやっ子会議は、板津中学校地区で行われる「板津サミット」の取り組みの一つです。「自分たちの学校生活を良くしていくため」にテーマを決めて話し合います。今年で3年目を迎えました。
今年の板津サミットのテーマは「いじめ」です。荒屋小学校の課題は何なのか、いじめをなくするにはどうしたらよいか、4年から6年生が自分の考えを持って体育館に集まりました。
ポプラチームに分かれて、付箋をもとに話し合います。話し合いの進行は6年生です。5年生も4年生にアドバイスをしながら、大きな模造紙に貼りつけ、仲間分けをし、いじめについて話を深めました。
周りでみていて、本当に上手に話し合いをまとめていくのに驚きました。これまでの2年間で積み重ねてきたことが生かされていました。これほど大掛かりな活動を続けていくのは大変ですが、続けることの大切さをあらためて実感しました。
計画委員の皆さん、リードしてくれた各班の6年生、5年生、そして意見を言えた4年生、本当に素敵でした!!
話し合いの内容については、
「言葉づかい」について、多くの意見が出され、乱暴な言葉にいやな思いや悲しい思いをしていることが課題として浮かび上がりました。
今日、会議で見つけたことを、これからの日常で大切にしてほしいと思います。
スポーツ大会 本格的に練習が始まりました!
10月20日に行われるスポーツ大会(運動会)は、今年度も「子ども達が創り上げる大会」として、動き出しています。
1学期から、5,6年生の計画委員のメンバーは、スローガンや種目を決めて、準備を進めてきました。
10月に入り、練習も本格的に始まりました。体育の時間は2学年の合同練習です。リレーは、各チーム走順やバトンの受け渡しなど工夫を凝らしています。
また休み時間には、6年生が中心になったポプラチームの練習も始まっています。
子ども達が考え、創り上げる運動会。課題もハプニングも失敗もありますが、考え、話し合い、乗り越えていくことで、心に残る素晴らしい運動会になることを願っています。
これまで何度かお伝えしていますように無観客での実施となります。保護者や地域の皆さまにおかれましては何卒ご理解の上、子ども達が競技や応援に集中できますよう、「無観客へのご協力」をお願いいたします。
子ども達の取り組みの様子は、ビデオ上映会や写真、ホームページ、おたより等でお伝えしていきます。
3,4年生 ディスタンス綱引き。並ぶ場所は覚えたかな。
休み時間にはポプラチームの「ボール運びリレー」の練習。6年生が進めています。
プログラミングを使った算数の学習
プログラミング学習。耳慣れない方も多いかもしれません。
プログラミング学習は、自分の描いたゴールに向かって論理的に試行錯誤していく「プログラミング的思考」を育成するために導入された新しい学習です。小松市では、主に4年生から本格的に学習することになっています。
今回、6年生の算数の図形の単元(拡大と縮小)で、プログラミング(スクラッチ)を取り入れました。
既に何時間か経験している子ども達は、慣れた手つきで数値を変えながら、大きさの違う三角形をそれぞれに描くことができました。
月末には4年生のプログラミング体験学習も始まります。楽しみながらプログラミングに親しんでくれることと思います。
待っていました「とぼらさんの読み聞かせ」
コロナの落ち着きを待っていた「とぼらさん(図書ボランティアさん)の読み聞かせ」が、ようやく始まりました。
言葉の力を育てることは、コミュニケーションの力や考える力を育てることにつながります。読書は、楽しみながら言葉と感性を豊かにできる、とてもすてきなものではないでしょうか。
そのきっかけを作ってくださるのが、「とぼらさん」です。地域、保護者の方が、月2回、朝の15分間、学校に読み聞かせに来て下さいます。
何となく落ち着かない日も、絵本を読み終えるころには、教室の空気がシンとしています。子ども達の心が絵本の挿絵ととぼらさんの声に集中しているのです。絵本の持つ力を感じる瞬間です。
こんな素敵な時間を提供して下さる「とぼらさん」、本当にありがとうございます。
お家でも、ぜひお子さんが持ち帰った絵本を読んであげてはいかがでしょうか。ご家族の温かな声に包まれて、きっとお子さんの心に本の世界が広がっていくことでしょう。
自然の中で学ぶ ~5,6年生野外活動~
10月5日、5,6年生の野外体験活動が行われました。計画当初は、9月の予定でしたが、感染防止の観点から10月へ移動し、実施の日をむかえることができました。
みんなの願いが届いたかのようなピカピカの青空の下、笑顔いっぱいで大杉みどりの里に出発です。
ウォークラリーは、大杉の町の中をクイズを解きながら地図を頼りに歩く活動です。どのグループも協力しながら無事に施設に到着できました。クイズの成績もとても優秀でした。
イワナつかみでは最初に、みどり里の方に「命を大切に」というお話をうかがいました。「生き物の命をもらって自分たちは生きていること。だからこそ、残さずしっかりと食べてその命をうけつぐこと」楽しい活動ですが、とても深いメッセージが込められていることが分かりました。
イワナつかみは、それはもう、ワイワイ大騒ぎ。そしてイワナがほぼいなくなっても、余りの気持ちよさに水から出ない人が続出。とても暑い日だったからでしょうね。自分で捕まえたイワナは自分でさばきました。
イワナの塩焼きは、頭からしっぽまで食べることができた人もたくさんいたようです。命のバトンをしっかり受け取りました。
学校を離れて、自然の中での学び。感染対策は、ここでもしっかりとしつつ、教室では学べないことを学ぶことができた一日でした。
保護者の皆様、準備等のご協力、ありがとうございました。
ポプラ交流会を引き継いで
先日、ポプラ交流会の3回目が行われました。
ポプラ交流会とは、学校全体を8チームに分けた異学年交流での活動のことです。ポプラチームは、1年生から6年生までの約20人がメンバーです。
これまでの2回は、6年生が中心となり楽しい活動を計画し、チームで仲良く交流することができました。
今回からは、5年生がポプラ交流会を仕切っていきます。
交流会当日、校長室の廊下ではこんな話し声が、、、
「まだ時間あるけど、もうポプラチームの教室に行こうっと^^」
「うん!行こう行こう!!^^」
スタートまで、まだ時間がたくさんあるのに、各チームの教室からも、開会を待っている子どもたちの、にぎやかな声が聞こえてきます。
ポプラ交流会をとても楽しみにしていることが伝わってきました。
みんながこんな気持ちになったのは、これまでの6年生主催の交流会が楽しかったからにほかなりません。6年生、みんなが楽しみになるような交流会をつくってくれてありがとう!
もちろん、5年生が主催の今回も、どのグループも本当に楽しそうでした。5年生、ありがとう!
第4回めを楽しみにしています。
大きなおいもがとれたよ!
学校園で、1年生が待ちに待ったサツマイモの収穫をしました。
小さな手で、一生懸命に土を掘って、
時々出てくる虫に声を上げて、
深く深く深く深く掘って、ようやく抜けたおいも。
「せんせーい、とれたー!!」
とっても嬉しそうでした。
子ども達の様子を見ていたら、小さいときに読んだ「おおきなおおきなおいも」の絵本を思い出しました。(なんと初版は1972年!ロングセラーです)
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=210
子どもにとって、体験は何よりの宝物。
1,2年生の生活科では、理科支援員の先生の協力のもと、体験を大切にした学習を行っています。
タブレット学習、進んでいます
GIGAスクール構想で、児童一人一人に貸与されたタブレット型PC。
これまでも、授業の中で使ってきましたが、2学期からは、さらに操作に慣れるために、朝学習でも使用しています。
毎週木曜日の朝は、全学年でタブレット学習です。1年生も、パスワードを入れて上手にログインできるようになってきました。
高学年は、「キュビナ」というAI学習ソフトを使って、自分で学習を進めることもできています。
どの学年も操作が分からないところは、うまく教え合って進めています。
10月11日には、家庭にも持ち帰ります。ネットを使わないオフラインでの試行ですが、お家でも子ども達の様子を見ていただければと思います。